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組合員のみなさまには、平素より格別なるご支援ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、令和3年度は一昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症にふり回された1 年でした。観光業や飲食業を中心に休業や時短営業が長期間続き、営業者、顧客ともにおおきな打撃を受けました。一時期よりは感染者が減ったものの危険な状態が続いています。
「密を避ける」「マスクをかける」「手指消毒」「多人数での飲食をしない」などの対策が日本人にとってはあたりまえの常識になってしまった感があります。今後コロナ禍がおさまった時には、元にもどれるのでしょうか。
考えてみますと、組合活動というものは会員が集まって講習会を開く、会議をする、旅行に行く、会食をするなどなど「人が集まる」ということが基本にありました。しかし今後は「集まらない」ことがベースになってゆくのでしょうか。組合としても集まらずにできることをこれから模索してゆかなければならないと思われ、まずは手始めにリモート会議などを研究してゆこうと考えています。
美容学校の方も苦戦が続いています。少子化はもちろんですが、千葉県には8校もの美容学校が乱立し、学生の取り合い状態です。今年の新入生は62 人で、過去に例を見ない少なさとなってしまいました。このままでは学校、組合の存続にかかわる問題です。
組合員のみなさまにおかれましても組合の新規加入者、学校の入学希望者を1人でも多く紹介していただきたく、強くお願い申し上げます。
みなさまのご健勝とご繁栄を心よりお祈り申し上げて、新年度の挨拶といたします。
千葉県美容業生活衛生同業組合理事長 野村 敏夫
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